【特務機関NERV防災】災害発生を0.2秒で通知する防災アプリ

災害
この記事は約4分で読めます。

【特務機関NERV防災】災害発生を0.2秒で通知する防災アプリ

本投稿は、2022年9月3日放送の「世界一受けたい授業」(日本テレビ系列)の放送内容を参考に書いています。

今回は「台風・地震・線状降水帯!自然災害からスマホで身を守る方法!」について学びました。

番組情報

番組名世界一受けたい授業
放送日時2022年9月3日19時56分~
放送局日本テレビ系列
出演者堺正章、上田晋也(くりぃむしちゅー)、有田哲平(くりぃむしちゅー)、伊集院光、佐藤栞里、平愛梨、竹内涼真、辻岡義堂(日本テレビアナウンサー)
講師石森大貴先生

『ヤバい先生FILE』では、噂のヤバい先生File No.9石森大貴先生が登場。

防災アプリNERV(ネルフ)

日本最速レベルで災害通知をする防災アプリ 「NERV」が紹介されました。

特務機関NERV防災
特務機関NERV防災
開発元:Gehirn Inc.
無料
posted withアプリーチ

2021年2月13日、福島県沖で最大震度6強の地震が発生。

テレビが緊急地震速報を伝える中、あるアプリが最速とも言われるスピードで速報を発信していました。

その時間およそ0.2秒。

さらに各地の震度も気象庁の発表とほぼ同時に投稿、それが災害時に通知が来るのが日本最速と言われる「特務機関NERV(ネルフ)防災」アプリ。

プログラマーである石森先生がこのアプリの生みの親です。

ちなみに「ネルフ」とはエヴァンゲリオンに出てくる組織の名前。

エヴァンゲリオンシリーズの権利元も石森先生の活動を公認しているんだそう。

防災アプリNERVは地震だけでなく津波、台風、大雨情報など災害に関する様々な情報を発信。

現在のアプリダウンロード数は260万に達しています。

気象予報士の木原実さんも自身のスマホに導入して活用しているそうで、「デザインがいい、しかも性能がいい。僕の知る限り一番速い」と仰ってました。

なぜNERVは0.2秒で災害を通知出来るのか?

気象庁と専用回線で結んでいるのですが、専用回線を受けるところ・情報を処理するところ・情報を発信するところを自分たちで作っているため、自分たちでチューニング出来るからです。

「速く情報を発信することで避難の判断を助ける」

NERVのスゴさ①スピード

NERVには地震が発生した際、何秒で揺れるかのカウントダウンをする機能が搭載されています。

アプリは位置情報が分かるので自分の今いる場所にあと何秒で地震が到達するか、震度はどれくらいかなど、一人一人それぞれ別々に予測することができます。

これが1秒でも早く情報が届けば、行動を起こす時間の猶予が増えることにもなるので、だからこそ1/1000にこだわっているそうです。

NERVのスゴさ②誰にでも見やすい

一瞬で判別できることを大切にしているそうです。

日本には色覚異常の方が約300万人いると言われています。

石森先生自身も色覚異常の一人で赤と緑の見分けがしにくいんだそう。

防災情報で色の見分けがつきにくい状態では、折角情報が速く届いて行動時間の猶予が出来ても迷ってしまって時間をロスするので、緑を少し青っぽくすることで色覚異常の人でも判別できるように工夫しているそうです。

NERVのスゴさ③丁寧な情報

特務機関NERVはアプリ以外でもTwitterで防災情報を発信。

たとえば都市ガスの場合、震度4とか震度5弱で元栓が閉まるようになっているのですが、それが分からないと「壊れたのかな」とか「水しか出ない」という状況に陥ってしまうので、地震で元栓が遮断されてしまった都市ガスの復旧方法などさまざまな情報をツイートされています。

あとは住宅が被災した方向けに、片付ける前に写真を撮っておくことをツイートしています。罹災証明や保険申請に必要だからです。

自動的に情報を流すのではなく役に立つ情報を手作業で発信しているんです。

災害が発生すれば家だろうと病院だろうと作業しているそうです。

石森大貴先生

防災アプリ「特務機関NERV」の開発者「ゲヒルン株式会社」代表取締役の石森大貴先生(32)は宮城県石巻市出身。

実家も2mの津波が押し寄せた場所で、家族とも何日も連絡が取れなかったし、親戚や友人も沢山亡くなったそうで、「情報を素早く知りたい」と思ったことがアプリを運営する原動力になっているそうです。

東日本大震災発生時には、節電を呼びかける「ヤシマ作戦」を展開し、話題になりました。

石森先生が主張したいこと

「アプリとかTwitterで情報収集するのってすごく大切なことなんですけど、情報っていうのはそもそも全部が完璧ではないんです。予想とか観測とか技術的な限界もあって、どうしても完璧にはならないんです。
緊急地震速報が少し震度が低く計算されたり、津波の予想する高さも多少低めに出てしまった経験とかがあるので、何でもそのまま信じればいいというわけではなくて自分で想像力を働かせて情報を活用するという主体性が大事だと思います」

特務機関NERV防災
特務機関NERV防災
開発元:Gehirn Inc.
無料
posted withアプリーチ

現在のダウンロード数は260万!(2022年9月3日現在)

タイトルとURLをコピーしました