災害時にネットを駆使して正確な情報を入手し避難に役立てよう

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災害時にネットを駆使して正確な情報を入手し避難に役立てよう

  • 川の防災情報
  • 00000JAPAN
  • キキクル
  • MySOS

本投稿は、2022年9月3日放送の「世界一受けたい授業」(日本テレビ系列)の放送内容を参考に書いています。

今回は「台風・地震・線状降水帯!自然災害からスマホで身を守る方法!」について学びました。

番組情報

番組名世界一受けたい授業
放送日時2022年9月3日19時56分~
放送局日本テレビ系列
出演者堺正章、上田晋也(くりぃむしちゅー)、有田哲平(くりぃむしちゅー)、伊集院光、佐藤栞里、平愛梨、竹内涼真、辻岡義堂(日本テレビアナウンサー)
講師国崎信江先生(危機管理アドバイザー)

※同日放送の『ヤバい先生FILE』のコーナー石森大貴先生については、「【特務機関NERV防災】災害発生を0.2秒で通知する防災アプリ」をご覧ください。

川の防災情報

水位の上昇をリアルタイムで見られる

台風で強い雨が降っている時は、近くの河川の状況を把握しておくのが大事です。

国土交通省が始めたサービス、ウェブサイト「川の防災情報」が役立ちます。

川の防災情報
「川の防災情報」で提供している観測所の情報です。

地図上のカメラのアイコンをタップすると、河川カメラが映す現在の河川の映像を見ることができ、水位計のアイコンをタップすると、水位がどれくらい上昇しているのか?を見ることができます。

河川カメラは全国で約1万ヵ所。

台風や大雨の際はチェックしてみましょう。

00000JAPAN

災害時にネットが繋がらないときの救世主

「00000JAPAN」は「ファイブゼロジャパン」と読みます。

00000JAPANは、被災地で無料開放してくれる無線LANサービス。

災害時にネットが繋がりにくいと言われていますが、00000JAPANという無線LANを被災地で無料開放してくれるサービスを知っておけば慌てずに済みます。

避難所や普段、通信会社のフリーWi-Fiが提供されているアクセスポイントなどで接続することができ、どの通信会社のスマホでも使用可能です。

2016年の熊本地震では発生からわずか3時間後に00000JAPANが開放されたとのことです。

キキクル

リアルタイムで災害発生危険度を把握できる

2021年から気象庁が始めた、災害発生危険度がリアルタイムで確認できるサービス「キキクル」

気象庁 | キキクル(危険度分布)
土砂災害、浸水害、洪水災害からあなたやご家族の命を守るための情報「キキクル(危険度分布)」のページです。大雨警報、洪水警報、土砂災害警戒情報等が発表されたときに、実際にどこで危険度が高まっているかを地図上で一目で確認することができます。

マップの下に土砂災害、浸水、洪水とボタンが並んでおり、見たい災害情報のマークをタップすると地図が切り替わります。

色は5段階に分かれています。

  • 紫は警戒レベル4・・・今後重大な災害が発生する危険性が高いエリアです。
  • 黒は警戒レベル5・・・災害がすでに発生している危険性のあるエリアを示しています。

Yahoo!JAPANアプリなどの民間事業と連携し、通知サービスも行なっています。

具体的には、Yahoo!JAPANアプリなどの通知設定をONに地域を設定しておくと、キキクルが警戒相当3相当になった時にすぐに情報を受け取れます。

MySOS

近くにいる人にSOSを出せる

MySOS
MySOS
開発元:Allm Inc.
無料
posted withアプリーチ

自分や家族の健康・医療記録が登録できます。

急病時の対処法や怪我をした時の応急手当の仕方、近隣にあるAEDの検索もできます。

他にも、便利な機能も付いていて、なんと、近くの人に救援依頼ができます。

自身がトラブルで困っていて、助けを呼びたい時に救援依頼タップすると、MySOSをインストールしている近くの人が受信してくれて応答してくれるのです。

発信された場所と自身の位置情報が地図上に示されて、そこまでのルートも示してくれるので便利です。

国崎信江先生について

女性として、生活者の視点で防災・防犯・事故防止対策を提唱。

地震調査研究推進本部政策委員会、防災科学技術委員会などの国や自治体の防災関連の委員を務め、現在は講演活動を中心にテレビや新聞などのメディアに情報提供を行っているほか、被災地での支援活動を、発生直後から継続して行われています。

国崎信江先生は、毎年のように地震・豪雨・土砂災害が日本各地で相次いでいるといい、地震に関しては震度5弱以上の地震が12回現時点で発生しているといいます。

そんなときのために、地震の揺れでドア枠が歪んで出られなくなるかもしれないという最悪を想定して、トイレに小さな窓を付けているそうです。

関連コンテンツ

同日放送の災害発生を0.2秒で通知する防災アプリ【特務機関NERV防災】についても是非併せてお読みください。

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