下の段には重いもの・上の段には軽いもの
下の段に重いもの・上の段に軽いものを収納する理由
転倒しにくくするため
重たいものを上段に載せると、棚の重心が上の方に偏り、転倒しやすくなる恐れがあります。
重いものを下段に収納することで家具の重心が下がるため、家具が倒れにくくなります。
落下物から身を守るため
転倒防止部材やストッパー等でしっかりと固定したとしても、下の段に重いもの・上の段に軽いものを収納すべき原則は変わりません。
棚自体の転倒は無かったとしても、積載した荷物が落ちてくるからです。
地震の際、激しく揺れて、載せている荷物が落ちてくると危険です。
それが人間の頭よりも高い位置にあるところから重たいものが落ちてきたとしたら、尚更です。
重いものを下段に、軽いものを上段に収納するようにしましょう。
(使用頻度の低い物は、取り出しにくい高い場所に収納することはありますが、その中でも重量のあるものについては、ぜひ安全のためにもできる限り頭よりも下に収納することをおすすめします)